STORY⑥ 奇跡!?突然!娘が学校に行きました!!・・・心の学びに出会って目からウロコ!

  娘が突然学校に行きだした経緯


長女の高校の生徒指導の先生に言われた

「子どもを信じる」という言葉。



今までも聞いたことがあったはずの言葉なのに

子どもをなんとか自分が安心できる道に

いかせようとしていた私の心に

[子どもを信じる]が初めて届いた気がしました。




その後です。

引き寄せられるように

心屋仁之助さんの記事に出会ったのです。




当時、それは私が出会った初めての

“お母さんを責めない”記事でした。



近くで初級セミナーというのがやっていました。

高い・・・って思ったけど、

(今思うと安いです(^^;、当時はすごいお金のブロックを持ってました)

どうしても行ってみたくて思い切って申し込みました。



そのセミナーの中で

「やりたくないこと」を書き出すワークがありました。




なんとなく無難なことを書き綴っていたのですが、

最後の最後に私・・・

「もう不登校の娘と関わりたくない」

って書いてしまったんです。




今まで娘のためにいろいろ対応して

一生懸命やってきて、

でもダメで、留年目前で・・・

疲れ果てていました。




自分のせいでこんなことになってしまって、

娘自身もすごく苦しんでいるのに

こんな見捨てるような言葉が出てきてしまったことに、

娘に申し訳なくて涙があふれました




すると講師さんが

「いいよ。もう関わらなくてもいいよ。捨ててもいいよ。」

と声をかけてくれました。

もう号泣でした。


“え~!子どもを捨てるなんて、

親として絶対ダメでしょ!!”と思いながらも、

いただいた魔法の言葉

「もう娘と関わらなくてもいい」

「娘を捨ててもいい(ちょっと過激ですが)」

を、帰りの車で号泣しながらつぶやいて帰りました。



その日、号泣しながら、

たくさんたくさん

魔法のことばをつぶやき続けました。



次の日も・・・



その次の日も・・・



そしたら

「あ~そうだな、娘の人生だから、もう娘に任せればいいのかも」

「娘が立ち上がりたいと思ったときに力を貸してあげればいいのかも」

「もういっかぁ・・・もう私の不安を子どもに乗せるのはやめよう」

と、私の中でその魔法のことばを

受け止められた感じがしました。




そしたら・・・

娘が「明日から学校行くわ」と言い

翌日

学校に行ったのでした。


えーーー!?!?!?!

「お母さんが変わると子どもが変わる」

「その問題が必要なくなると終わる」

なんて聞いたことがあったけれど、

本当にあるんだ!と衝撃でした!!


「娘を捨ててもいいー!」って、

なんてヒドイ言葉なんだろうって思ったけれど、



この魔法のことばを言い続けることで、

捨てたのは「私が娘を思い通りにしたい」

という執着・エゴだったんだと思います。





その日から長女は学校に戻りました。


でも、その時点で出席日数がギリギリなのに、

また休んだりするので、



今度は「ここまで頑張ったのに」という思いも重なり、

一度は、高校に行かなくてもいいと思えたのに、

また「行って欲しい」という気持ちが

ムクムク出てきて
しまって、



「明日は行くかな?お風呂入ったかな?」

「今日は行くかな?まだ起きてこないな」

なんて、またまた娘を見張りだし、

葛藤する日々となってしまい、

私は自分のため、子どものために

しっかり心を学ぶことを決意したのです。




でも、この時の私は夫に、

自分のために大金を出して

学びに行くことをなかなか言い出せず、

なんとなく伝えたものの、コソコソと通い始めました。

(これが後で大喧嘩につながり“雨降って地固まる”になります)




7カ月間みっちり仲間と共に

自分と向き合い、心を学びました



自分で、

頑張る、

我慢する、

自分は後まわし、

波風は立てたくない、

相手に合わせておいた方が楽、

でも心の中では文句を言っている・・・




そんな風に生きてきた私には、

見たくない腹黒い自分を見ることにもなったし、

勇気のいること・怖いことが多くて、

仲間がいなかったら

きっと逃げていたと思うくらいです。




仲間とともに、

自分の苦しい言動の元になっている

子どもの頃の古傷を癒し、

もう私にとって必要ない思い込みをどんどん手放していきました。


私は、さらにさらにいろいろな心のことを

学び向き合い続けました。



長女には余計な口出しをせず、

でも協力はしてあげ、

自分を大切にして楽しく生きることに集中
していたら、




高3になった長女は、

自ら毎日学校に行きだし

自分の行きたい進学先を決め

自分の道にすすみ始めたのです!



娘と一緒に学校見学に行く、体験を楽しむ

面接の練習に付き合う

こんな日々が来るなんて・・・

本当にうれしかった!



「わが子を信じて見守る」とは

わが子が良くなることを期待して

信じることではないと学びました。



そのままのその子を認める

ダメな状態でも

どうなっても

大丈夫だと信じることです。



でも、結果

信じてもらえた子は

自分の足で進むエネルギーが湧いてくる!!

実際に経験させてもらいました。


でも、ここでは終わらなかったのです

(次回に続く)