STORY③ 学校に行かせるにはどうしたらいいの?必死

高校受験を目前に

突然学校に行かなくなってしまった

娘を目の前にして

私はどうしたらいいのか分からず

なんとか学校に戻そうと必死でしたショボーン

  

公的な電話相談に相談しました。

その相談員さんに、

私が娘に言ってしまった言葉を伝えたら

「あぁ~そんなこと言っちゃったんですかぁ」って言われ、

電話を切った後、相談する前より悲しくなってしまいました。

次にネット検索ででてきた

不登校カウンセラーさんのカウンセリングも受けました。



そこではズバリ

「お母さんの育て方が悪い・過干渉・愛情不足」

だと言われ、もう立ち上がれないほどに打ちのめされました。

 

他にも・・・

「お金(飴と鞭の飴)をあげれば、子どもなんて学校にいきますよ」

なんて言うカウンセラーさんもいて



私は、本当にどうしたらいいか分からず

気が付くと涙が流れている・・・

そんな日々が続きました。


これまで、本当に私なりに一生懸命、

娘のことを大切に思って育ててきたんです。

でも・・・




愛情不足と言われ、

私は娘から離れることが怖くなり、

仕事をやめることも考えたし、

娘に、しつこく話しをしに行ったり、

理由を聞いたり、愛してると伝えたりしていました。

(すっごくウザがられましたあせる)

 

担任の先生に

「欠席日数が増えると、高校受験、難しくなるかも」と言われ、

それまで、高校に行くのなんて

当たり前と思っていた私にとっては

衝撃的で・・・



「私のせいでこの子の将来が潰れてしまう!」と

またまた焦り

優しく原因を聞き出そうとしたり

学校に行くように諭したり

でも、私の話しに取り合わない娘に堪忍袋の緒が切れ

怒ったり、突き放したり・・・泣いたり・・・



娘自身も自分のことでいろいろ悩んでいるのに

お母さんがこんなんでは

さらに負担だっただろうなぁ・・・と

今は申し訳なく思いますが、本当に当時は必死でした。

 

でももう私より大きな娘、

無理やり学校に連れて行くこともできません。



受験が近づくとナーバスになる子が出てくる、

と先生がおっしゃられていたので、

私は何とか受験さえ

終わってくれればと思っていました。

 
滑り止めとして私立高校の願書は

なんとか出すことができました。




貧乏性だった私は、当時、

私立高校なんて贅沢だと思っていたのです。




目指すものがあるのならいいけれど、

勉強をサボったあげくの私立高校なんて許さん!

いくらかかると思ってるのー!という親でした・・・が



もうお金がかかったっていいから、

どこでもいいから

高校には行って欲しいと思っていました。




とは言っても、

あれからほとんど学校に行けていない娘。



不安で不安で仕方なかったのですが、

私が何か言ったら、

増々娘の心が落ちてしまうのではないかと恐ろしく、

何も言うことができませんでした。


そんな状態でしたが、なんと、入試の日、

朝早いにも関わらず、受験に行きました。




長女自身、高校へは行かなくては!

と思っていたんだと思います。

そして、合格通知をいただき、

あ~これでもう大丈夫だ~と思いました。




が、その後も長女は

私の送迎でポツポツしか

学校(中学校)へ行きませんでした。




学校に行きたくない原因だと

思っていた受験が終わったのに、

どうして学校に行かないんだろう・・・




相変わらず表情は暗く、

おかしいくらいに眠り続けたりする娘に、

私の不安は続くのでした。



そしてさらに・・・

次に続く